Pain or Gain?
係りの若いお兄ちゃんに、フラミニオ・ベルトーニの本(Flaminio Bertoni 'la vita'という彼の息子が書いた伊語の本がある) 置いてませんかって尋ねたら、誰それ、聞いたことないなって返された。自動車関連の本を置いてある店はこの近くに無いか、と聞いても判らないとの返事。
彼が勉強不足というよりは、日本人が細かく気にし過ぎなんでしょうか。。
文学でも音楽でも、地元の人が知らない人を取り上げて翻訳したり、紹介したりということは日本には多い。例えば最近聞いた欧州ジャズのハナシだと澤野工房とか、再版や無名ミュージシャンの発掘に命掛けてるのがありますが、こうなるともう完全マニアの域。
そこまで行かずとも天下のカーグラフィックが特集記事を組んでいるぐらいだから(実は先月知りました、驚)、ベルトーニもそうマイナーでもないと思うんですが・・・
もっともシャンプス・エリゼから見て凱旋門の裏手の通り沿いにはクルマやバイクのショウ・ルームやディーラーが並んでいるので、その辺で訊いてみた方が良いかもとも思った。
ミラノだとドゥオーモの裏手に自動車専門の本屋があるが、パリではここ、というのが未だ探せていない。レトロモービルは大盛況だと聞くので、あるところにはあるハズである。
欧州の良いところ、で思い出したけど、フランスにはカストラマ(Castorama)という日本のオートバックスみたいなDIY郊外店があって、実は自動車部品のサードパーティ品がある。
日本の場合は、そういった店では改造パーツか多くはアクセサリーの類しかなく、純正の機能部品はおおよそ純正を買うしかないけれど、純正の社外品があるのだ。
それだけ需要があるということだし、維持コストと自己責任という意味も含めてDIYの精神が徹底しているからだろう(残念ながらネットのHPには自動車部品がない)。
昔205に乗っていた当時でさえ、もはや旧車のプジョー404やシトロエンDSのヘッドランプASSYの無印品(純正品はおそらくValeoとかなのかな?)が無造作に置かれていたのに驚いた。フェンダーやバンパーといった外装もあった。もちろん2CVのパーツも信じられない値段で。。
自分のプジョーの例で言うと、ドライブシャフトのブーツ切れでCVジョイントがイカレた時、日英自動車(当時のディーラー)に聞いたら部品代だけで8万円と言われた。工賃を入れたら11万以上掛かっただろう。カストラマのサードパーティ品だとおそらく3万円しない程度なのだ。
今ならインターネットがあるので欧州車の部品探しは随分と楽になったけど、それにしてもねえ・・まあ彼らにしてみれば国産車な訳だから当然といえば当然の値段かもしれません。
本国での純正品は、おそらく日本の半値ぐらいだっただろう。勿論粗悪でなければ、3割程安ければサードパーティを買う価値は充分にあると思う。
(結局205のパーツは英国から船便で買って通関と送料で5万円弱ぐらいだったと記憶)
ヤ○セに勤めていた友人によると、欧州車は結局売りっぱなしは儲からず、その後の修理やメンテナンス、特に日本では車検で稼がないとやっていけないと言っていた。
最近は品質管理も徹底しPDIで充分な対策をするせいか、随分と初期故障が抑えられるようになって、ようやく欧州車も3年や5年の長期保障プログラムが組めるようになって久しい。
日本のカスタマーも安心には金を払うのだけど、それでもまだお得感がないと受け入れ難いカルチャーがある。また欧州車は中古値段がガタ落ちになるのは、壊れて修理代が嵩むからだという認識があるけど、、その通り(笑)。
どんなに技術が進もうが、クルマが機械である以上、メンテナンスし続けなければ必ず壊れるものだからだ。それでも予期せぬことが突然、というのは避けられない。
でもそういう諸々が理解できて、ある意味リスクを背負える「覚悟」があれば、この上ない「喜び」を得ることが出来る。No pains,No gains というヤツだ。この場合、gain が先か、pain が先か、そこが問題かもしれないけど(笑)。
話が随分と脱線しました、失礼(いつもか)。
さてかのC42のお兄ちゃん、2CVの鉛筆を買ったらオマケに60周年記念の赤いリボン(どう使っても良いだろうけど、腕に巻いてミサンガなのかな?)と例の2CVで案内するパリの観光ツアーのパンフレットをくれた。
そういえばこの2CVツアー、故障してパリのド真ん中でクラクションの洪水を浴びるオプションがあるかどうか聞き忘れたな~(笑)。
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