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2008年11月10日 (月)

Pain or Gain?

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 写真のアップを忘れてました。これがシャンプス・エリゼのシトロエンC42でゲットした2CV60周年記念グッズ。買ったのは2CVのアイコンが入ったただの鉛筆ですが。。

 係りの若いお兄ちゃんに、フラミニオ・ベルトーニの本(Flaminio Bertoni 'la vita'という彼の息子が書いた伊語の本がある) 置いてませんかって尋ねたら、誰それ、聞いたことないなって返された。自動車関連の本を置いてある店はこの近くに無いか、と聞いても判らないとの返事。

 彼が勉強不足というよりは、日本人が細かく気にし過ぎなんでしょうか。。
 文学でも音楽でも、地元の人が知らない人を取り上げて翻訳したり、紹介したりということは日本には多い。例えば最近聞いた欧州ジャズのハナシだと澤野工房とか、再版や無名ミュージシャンの発掘に命掛けてるのがありますが、こうなるともう完全マニアの域。

 そこまで行かずとも天下のカーグラフィックが特集記事を組んでいるぐらいだから(実は先月知りました、驚)、ベルトーニもそうマイナーでもないと思うんですが・・・

 もっともシャンプス・エリゼから見て凱旋門の裏手の通り沿いにはクルマやバイクのショウ・ルームやディーラーが並んでいるので、その辺で訊いてみた方が良いかもとも思った。
 ミラノだとドゥオーモの裏手に自動車専門の本屋があるが、パリではここ、というのが未だ探せていない。レトロモービルは大盛況だと聞くので、あるところにはあるハズである。

 欧州の良いところ、で思い出したけど、フランスにはカストラマ(Castorama)という日本のオートバックスみたいなDIY郊外店があって、実は自動車部品のサードパーティ品がある。
 日本の場合は、そういった店では改造パーツか多くはアクセサリーの類しかなく、純正の機能部品はおおよそ純正を買うしかないけれど、純正の社外品があるのだ。
 それだけ需要があるということだし、維持コストと自己責任という意味も含めてDIYの精神が徹底しているからだろう(残念ながらネットのHPには自動車部品がない)。

 昔205に乗っていた当時でさえ、もはや旧車のプジョー404やシトロエンDSのヘッドランプASSYの無印品(純正品はおそらくValeoとかなのかな?)が無造作に置かれていたのに驚いた。フェンダーやバンパーといった外装もあった。もちろん2CVのパーツも信じられない値段で。。

 自分のプジョーの例で言うと、ドライブシャフトのブーツ切れでCVジョイントがイカレた時、日英自動車(当時のディーラー)に聞いたら部品代だけで8万円と言われた。工賃を入れたら11万以上掛かっただろう。カストラマのサードパーティ品だとおそらく3万円しない程度なのだ。

 今ならインターネットがあるので欧州車の部品探しは随分と楽になったけど、それにしてもねえ・・まあ彼らにしてみれば国産車な訳だから当然といえば当然の値段かもしれません。
 本国での純正品は、おそらく日本の半値ぐらいだっただろう。勿論粗悪でなければ、3割程安ければサードパーティを買う価値は充分にあると思う。
(結局205のパーツは英国から船便で買って通関と送料で5万円弱ぐらいだったと記憶)

 ヤ○セに勤めていた友人によると、欧州車は結局売りっぱなしは儲からず、その後の修理やメンテナンス、特に日本では車検で稼がないとやっていけないと言っていた。

 最近は品質管理も徹底しPDIで充分な対策をするせいか、随分と初期故障が抑えられるようになって、ようやく欧州車も3年や5年の長期保障プログラムが組めるようになって久しい。

 日本のカスタマーも安心には金を払うのだけど、それでもまだお得感がないと受け入れ難いカルチャーがある。また欧州車は中古値段がガタ落ちになるのは、壊れて修理代が嵩むからだという認識があるけど、、その通り(笑)。

 どんなに技術が進もうが、クルマが機械である以上、メンテナンスし続けなければ必ず壊れるものだからだ。それでも予期せぬことが突然、というのは避けられない。

 でもそういう諸々が理解できて、ある意味リスクを背負える「覚悟」があれば、この上ない「喜び」を得ることが出来る。No pains,No gains というヤツだ。この場合、gain が先か、pain が先か、そこが問題かもしれないけど(笑)。

 話が随分と脱線しました、失礼(いつもか)。

 さてかのC42のお兄ちゃん、2CVの鉛筆を買ったらオマケに60周年記念の赤いリボン(どう使っても良いだろうけど、腕に巻いてミサンガなのかな?)と例の2CVで案内するパリの観光ツアーのパンフレットをくれた。

 そういえばこの2CVツアー、故障してパリのド真ん中でクラクションの洪水を浴びるオプションがあるかどうか聞き忘れたな~(笑)。

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2008年11月 7日 (金)

てんとうむし

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 1、2ときたら、次はスバルのサンバー、と予想してくれた御方がいらっしゃったようで、確かにクルマつながりでしたからね。すいませんペコリ。

 お詫びと言ってはナンと言うかナンはインドのパンですが、偶然パリショウのスバルブースには、てんとう虫のサンバ(もちチェリッシュ。えっちゃん元気かな?)ならぬ、通称てんとう虫、スバル360の50周年記念展示があったのでした。

 フェンダーの張り出したフォルムでかつRRのせいか、昔は和製フォルクスワーゲンとかって言われてましたが、でもあんまり似てないような。。
 洋の東西を問わず、大戦に加担した諸国には戦後復興や、大衆への「夢」とか、「移動する喜び」の享受を目的とした、社会的役割を担ったクルマが存在する。イタリアのフィアット500もそうですね。

 日本の場合、飛行機は勿論、自動車は国営とか国を挙げてってのが許されない風潮だったのかもしれないけれど、高度成長期前の軽自動車の優遇枠制定がそれにあたるでしょうか。
 それに応えた志ある自動車人、経営者達がいて、そこから生まれた一台が富士重工のスバル360ってことになる。和製フォルクスワーゲンの異名は、その名の通り大衆のためのクルマという意味からだろう。愛称のてんとう虫には、前身の飛行機屋さんの思いが表れている。

 実用第一だから、シンプルで華燭とは無縁。今見ると本当に本当に小さくて、ミニカーというよりはもうマイクロカーです。これで飛ばしたら転倒虫にならないかと不安になる。
 コストに跳ね返ることもあって、初期の360cc時代の軽自動車には部品点数の少ない2ストロークエンジンを採用したものが多い。空冷であることも。もし4ストロークだったら、もう少し社会の容認寿命も長かったのではなかろうか。惜しいなぁ。もっとも4ストロークに拘ったホンダのN360も今はほとんど見かけないけどね。。

 記念展示パネルの中に、当時の生産ラインで働く日本人達の姿がちらっと写っているのがあって、どの顔も皆、嬉しそうに笑ってるんです。まるで働くことが真の喜びであるかのように。その結果手に入れたのがスバル360なのだろう。これは見ていてちょっと嬉しかったナ。

 丁度スバルの1階フロアにはアンドレアス・ザパディナスってデザイナー(元アルファロメオのチェントロスティーレですね)のR1ベースのプラグイン、そしてコンセプトカーのG4eプラグインが展示されていたけれど、同じ軽自動車枠とは思えない程、技術もデザインも随分と時の流れ、そして隔たりを感じる。走る曲がる止まるの基本機能は同じなのにね。

 時代は電気の点灯虫。再び未来を明るく照らして欲しいものです。

 3から一気にテンに飛んでもうた。。

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2008年11月 5日 (水)

都市とちゃり

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 引き続きエコ、というか自転車のこと2つ。

 欧州を旅していて、良いなぁと思うことの一つに自転車を列車の中にそのまま持ち込めるというのがある。自転車を固定できる専用の車両があったり、一般乗客とは分かれていたりする。

 日本の場合も持ち込めはするけれど、輪行袋にいれなければならない。日本の都会、公共の場では確かに人が多いから、汚れの迷惑やぶつかったりといった事故の問題もあって、袋に入れるのが正解かもしれない。けれどそのためにある程度自転車の分解と組み立てが必要で、手も汚れるし手間も時間も掛かる。そのことを楽しめる人でもない限り日常的に行うのは大変である。

 その気になればそのままひょいっと車内へ持ち込める欧州とは随分とギャップを感じ、羨ましく思うのだ。自転車との付き合い方、公共の、街との融合のし方にさ。

 あまり生活には関係ないような、例えばファッションみたいなものは流入が早いけど、こういう制度的なところは法規制もあってなかなか進まない。お役所は兎も角、それをすることがカッコイーとかって価値観にシフトさせないと、市民もなかなか動かない。

 余談だけど(いつもか)、80年代の終わりに初めて西ドイツのミュンヘンに行った時、生協のスーパーマーケットに入ったらレジ袋が有料だったことに驚いた。入り口に分別ゴミのケースがあったことも。
 住民のみんなは買い物用の袋を持参していて、最近ようやく日本でも市民権を得つつあるマイバッグというやつである。

 つまり、日本とドイツには20年の差があるということなのです。


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 そしてもう一つは、自転車専用レーン。

 ベルリンにも、パリにも、ちょっとした欧州の大都市には専用レーンが完備されていて、それが車道側に設けられている。

 日本も大都市の、特に再開発されているような場所には最近ようやく導入されているけど、どういうわけか自転車道は歩道側に設けられている。

 日本の場合、自転車は歩行者の延長という考え方、ママチャリで子供を乗せてという使用パターンが非常に多いからと判断したせいだろうか。いや、インフラ側の人間はもしや事故が起こると、道路を作った人の責任にも転嫁するような市民の「意識構造」を恐れているのではなかろうか。

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 どこで線引きするかは難しい問題かもしれないが、欧州では子供を乗せた自転車も自動車側の道を走っている。まるで自己責任という名の背筋を伸ばすように。


 日本でも昨今自転車とぶつかって歩行者が亡くなる事故が少なくないことを考えれば、どうすれば良いかアイディアを考える価値はあって、答えが判りそうなものですが。

 一つは自分が弱者という意識の自転車のヒト、速度も出さない、例えば子供を乗せているママチャリや高齢者は歩道を走り、それ以外の自動車側を走りたいとするヒトにはヘルメット着用を義務付ければよいのです。速度差の混在が一番危ないかな。

 そりゃ規制がなくてノーヘルの方が気持ち良いけど、自由な権利を主張する前に、義務を果たす姿勢があれば、そんなことは我慢でもなんでもない。自分の身を守る訳ですからね。

 左側を平気で逆走してくるスーツ姿のサラリーマンには容赦なく切符を切れば良い。携帯メールをやりながら走るパンツ丸見えの女子高生にも。パンツはどうでもいいか。

 輪行で思い出したけど、そういえば以前は自転車の輪行は全国一律で、確か一回380円程の値段を取られた。それが無料になったのは、当時自転車競技をしていた橋本聖子議員が働き掛けをした結果だと記憶している。欧州ではもともとタダだったけどね。

 インフラも社会意識も、マナーも使われ方も、随分と自転車の生まれた欧州とは差があるけれど、少しずつでも良くなって欲しいものです。


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2008年11月 3日 (月)

Velo Libre / Paris respire!

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 最近ニュースで話題になっているパリの貸し自転車、Velibであります。

 街中でずいぶんと見かけます。走っている姿と、そこかしこにステーションを。自転車は2万台、ステーションは1500箇所というから本格的に稼動している模様。インフラにも結構お金が掛かっている。でもエラいのは市民の税金を使っていないってこと。市当局と広告代理店が契約して広告収入で賄っているそうだ。
 
 登録時にデポジットが必要で、基本は2時間7ユーロ。ちと高い気もしますが、借りているのは観光客ばかりではなく本来は市民の足としてのよう。もしや頻繁に起こる交通機関のストライキ対策用ってことかもしれません(笑)。

 Velibのイマイチなところは、貸出し操作を覚えるのが慣れないとちょっと面倒くさい。結局時間がなくて今回は借りなかったけれど、端末の説明書きを理解するにも難儀だ。

 まずステーション脇にある端末でクレジットカードをID代わりに仮のデポジットを払って利用者カードを作る。その上でスタンドから借り出す。自転車側にも専用フックが付いていて、借り出しと返却は利用者カードのタッチとそのフックのオン・オフでシンクロさせる仕組み。知らなかったのですが、30分以内に返却なら無料みたいですね。

 当然台数に比例してステーションの場所面積は結構とります(ただでさえ駐車スペース難のパリでこのスペースを「押し退ける」のは大変だったでしょう、笑)。
 おまけにステーションには利用のための端末と、自転車を一台づつ管理するためのスタンドが備えられている。ってことはシステムを作っている業者は随分と恩恵を受けたはず(?)。システムは勿論、自転車そのもののメンテナンスも請け負う業者も必要だろうし。

 渋滞緩和と環境への対応が大儀だったろうけれど、仕事を増やす経済効果も期待されているのだろう。インフラの整備状況からも本気度が伺えますが、ビジネスとして運用、運営が成立してこの先も継続できるのかが気になります。

 Velibを見ていて、ちょっと80年代のフランス・テレコムのミニテルを思い出した。 
 
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 あまりVelib程はニュースとして取り上げられていませんが、ドイツにも貸し自転車のシステムはとっくに導入されていて、それはCALL A BIKE。ドイツ国鉄(DB)が運営している。

 でもってベルリンのハンブルグ駅美術館前で見掛けたのがこれ。全て電話による自動オペレーター対応で、専用スタンドといったものはない。

 自転車一台づつに端末(スタンドの上部の銀色の小箱。サドルの後ろは広告兼泥よけ)が付いていて、その自転車が誰かに使われてるかどうかの情報が液晶画面に表示されるようになっている。空いていれば、その場で携帯から電話を掛けてガイダンスに従ってクレジットカードの番号とその自転車のID番号を入力、自転車の鍵をセンターからリモートで開けてもらって借り出すという仕組みだ。返すときは使い終わったことを再度電話で通知。再び鍵が掛けられて利用分を課金される。自転車は街のどこに乗り捨てても良いとのこと。
 
 ドイツの方がインフラは軽そうだけど、どこでも借りられるということは逆に街中に投機状態になるわけで管理が難しい。自転車が新しいうちは良いだろうけど、パンクや壊れて走れなかったりするだろうし(端末とリモートロック機能の電源の問題は避けられないので)、おそらく係員が巡回、回収して端末のメンテナンスすることになるのだろうか。
 
 ドイツの自由な乗り捨て方式はスペースのないパリには向かないだろう。集中管理とステーションに行けばしっかりした自転車が借りられるかどうか判るという意味ではパリのVelibに歩がある。
 
 やり方はいくつも考えられるだろうけど、ドイツもフランスも一長一短か。その都市のあり様にアジャストできれば良しとしなければならないが、ユーザーとして大事なのはまず使い勝手かな。快適じゃなければ、すぐにそっぽを向かれるだろうから。

 3年前にコペンハーゲンで公共(観光局がやっている)の貸し自転車を短時間借りたけど、こちらはいたって簡単で、専用スタンドに繋がれている自転車のチェーンロック部分にデポジット代わりのコインを入れて借り出す。専用スタンドに返すとコインが戻る仕組みだ。つまり無料だから維持のためのメンテナンスがあまり(ほとんど)されていなくて、ハンドルやサドルが着いてなかったり、なかなか「まともな」姿で返されているものが少ない。自転車そのものも鉄の固まりで、重くて漕ぐのが辛かったのを覚えている。

 そして10年程前、97年だっと思う。パリの自転車屋で貸し自転車を借りて半日走り回ったことがある。シングルギアのビーチクルーザみたいなMBK(モトベカン)だったけど、パリの街中は平坦だからギアがなくても快適だった。季節はGWの春で良く晴れた日曜日。ブローニュの森まで行って(小一時間も掛からず着く)、木陰でホテルの朝食の時に作っておいたサンドイッチを食べた。随分と気持ちが良くて楽しかったのを思い出す。その楽しさって、きっと本来の自転車という「軽快な乗り物」のもたらす「恵み」みたいなものだろう。

 システムを使って効率化とか、エコを追求するもいいけれど、あんまり大仰で煩雑になって、そういう「自由を感じさせる本質」をスポイルしないと良いですね。Velibとは、Velo Libre(自由な自転車)の造語だそうですし。


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 ちなみにParis respire! はVelibのキャッチフレーズ。思い切り空気を吸えるパリだとか。

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2008年11月 2日 (日)

C MAGIC

P1040130_2 シトロエンと言えば、今回シャンゼリゼ通り42番地の新しいショールーム「C42」に初めて行きました。
 前回訪れた時は丁度改装の真最中で、完成イラスト図にはDSやら2CV、アミがフューチャーされてましたからちょいと期待して。

 シトロエンのマークであるダブルシェブロンを象ったガラスとスチールフレームの美しい建築。
 設計はマニュエレ・ゴートランというフランスの女性建築家(知りませんでした)。構造設計大丈夫かしらんと地震の国の住人は余計な心配をしてしまいますが(笑)、最近の建築の流行でガラスとスチールのモダンな組み合わせが、より複雑化しているようです。

 以前せんだいメディアテークの時に書いたけど、造船等他分野の鉄鋼溶接技術の応用でそれらが可能になっているのでしょう。同じガラスとスチールでも少し前のジャン・ヌーベルのようなスクエアで端正なものとはまた違って、更に自由度が増しているように思います。

 中は各フロアへ螺旋状に上がっていく回廊形式になっていて、ぷちNYのグッゲンハイム、そして昔のシャルル・ド・ゴール空港をちょっと思い出しました。今回ルフトハンザを使ってフランクフルト経由で帰るので、翌日その第一ターミナルに行くことになって、やっぱりと思って何枚か写真を撮りました。
 フランス人はよっぽど螺旋好きなんでしょうか。エスカルゴを愛してるのかもしれません。ホンマカ。

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 久しぶりに見れて嬉しかったシャルル・ド・ゴール空港第一はポール・アンドリューの74年の作品、けれど流石に古さは隠せない。。
 チューブ状(プレキシグラス?)のベルトコンベアー!を見てるとアーサー・C・クラークか、はたまた宇宙家族ロビンソン(知らんか)の宇宙船を思い出させて、それはそれで古典SF小説のようで楽しめるけれども。

 丁度第一ターミナルに向かう入り口に、モニュメントとしてコンコルドが飾ってあるけれど、こちらは今見ても新鮮で実にカッコいい。
 片や既にリタイアして飾られた音速飛行機が新鮮で、地上のまだ現役で使われている建築が古臭いってのはなんだか可笑しい。


P1040131 でもってC42にはもうすぐ発売になるC4ピカソが飾ってあって、お目当てのDSやトラクシオンアヴァンといったレトロ系は残念ながら展示されていませんでした。唯一春に行われた2CVの60周年記念イベントアクセサリーグッズをゲット。

 それにしてもC4ピカソ、適度なキッチュ感は日本の軽自動車を思わせるけれど(かなり研究してますね)、安っぽさを感じないのは流石に大衆向けとは言え欧州車。やっぱりフレンチヴァカンスを意識しているのでしょうか、現代の2CVと呼べるほどの自由を感じさせるデザイン、そして開放感を演出しております。


 ヴァカンスと言えば、気になったのはパリショウにはシトロエンCコンセプトと称してカクタス(サボテン)が飾られていたけれど、これって今回がワールドプレミアのBMW製ミニ・クロスオーヴァーのコンセプトにソックリですね。一瞬同じデザイナーかと思いきや、もちろん違う。

 名前とは裏腹に、どんどんとメタボに肥大化するミニ。すげーでけー。きっとゲルマン系にはオリジナルミニは小さすぎるのでしょう。そう思わずにいられないことが今回ベルリンの建築でもあったし。。
 
 もしやグローバル化の流れってのは「皆が同じ方向に向いてものが似通うこと」なのかと何故か妙に納得。と同時にアイデンティティを見極め、ローカルの良さをいかに残して陳腐化させないか、というのがデザイナーの課題と役目なのかもと思ったりした。建築でもクルマでも、工業製品でも、より変化のスピードが加速している現代、これからの社会の中で。

 当たり前なんだけど、時間を置いて、新旧の比較で見えてくるものってあるなぁ、と思いました。



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