Lyon Confluence
リヨンには、ローヌとソーヌの二つの川がある。
古今東西、水の豊かなところには人が集まり文化文明が生まれ
都市が栄える。
コンフリュエンス(合流点)と呼ばれる、二本の川の中州には21世紀に
入って再開発された街があって、多くの建築家たちがこぞって現代的な
集合住宅やオフィスビル、公共建築の美しさを競っている。
奇抜さを感じるものもあれば、コンサバティブなものもある。
住宅にしても、同じ様な建築が並んでいるのに、同じものはなく
それでいて街なみに「ちぐはくさ」を感じない。まるで様々な
人種の、人間達が立ち並んでいるかのよう。
移民とか、多様性の社会というものを建築を使って表したら、
きっとこのコンフリュエンスみたいな街になる。
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