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2018年3月 4日 (日)

je t'aime

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 中学生の時に、遠藤周作を読み始めた。沈黙、海と毒薬、白い人・黄色い人、
 そして狐狸庵先生。

 遠藤周作が学生時代に留学した街として、リヨンはエッセイに度々登場した。
 リヨン大学仏文科の苦学生で、ジャポネーズだった遠藤周作にはどこにも
 「行き場」がなくて、誰もいない冬の動物園で、毎日のように猿の檻の前で
 過ごしていたという話がある。

 宗教と日本人について、その矛盾について、人に必要なユーモアと愛情、
 生と死、そして孤独について、たくさんのことを遠藤周作の本から学んだ。

 またリヨンに来たら、今度は遠藤周作の足跡を辿らなくては。
 おそらくここも何度も訪れたであろう大聖堂を仰ぎ見ながらそう思った。
 猿に愛を告白されたというその動物園は、まだあるのだろうか。


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